巻き爪の原因と予防

巻き爪の原因と予防

巻き爪は、多くの人に痛みや不快感を与える一般的な足のトラブルです。

貝印が、2016年7月に全国の都道府県の男女1126名にアンケートを取ったところ、足の爪に何らかのトラブルを抱えていると答えた人が男女ともに半数を超えていました。特に女性は69.7%が足の爪にトラブルを抱えており、その内訳のトップが巻き爪で43.5%となっていました。

成人男性、成人女性の巻き爪トラブル数
巻き爪トラブルの内訳

非常に多くの女性が巻き爪で困っていることが分かります。

巻き爪は、靴の選び方や爪のケアによって予防することができますが、まずは巻き爪の原因を理解することが大切です。巻き爪の原因は、幅の狭い靴やハイヒールなどの不適切な靴の使用、適切な爪切りや爪のケアの不足、怪我や外傷などです。

幸い、巻き爪を予防するための対策はあります。ここでは、巻き爪の原因と予防法について詳しく説明します。健康な足を手に入れて、巻き爪から解放されましょう。

巻き爪とは?原因と症状の解説

巻き爪とは、足の指の爪が周囲の皮膚に食い込んだり、皮膚の下に入り込んだりした状態のことです。巻き爪になると、爪の周囲が痛んだり、赤く腫れたりします。巻き爪は感染症にかかりやすく、強い痛みを伴うこともあります。巻き爪になりやすいのは、外反母趾と内反小趾です。

巻き爪とは?原因と症状の解説

巻き爪の主な原因は?

巻き爪の主な原因は、幅が狭すぎる靴やヒールの高い靴を履いていること、爪の切り方や手入れが不適切なこと、足指の外傷などです。 幅が狭すぎる靴を履いていると、足の指の側面が圧迫され、巻き爪になることがあります。ハイヒールも足指を圧迫します。不適切な爪切りやケアは巻き爪の原因となり、足に合わない靴下は巻き爪を悪化させます。
足の指の外傷は、足の指をぶつけたり、足を怪我したりすることで起こり、巻き爪になることがあります。

巻き爪の予防と治療法

巻き爪を予防する最善の方法は、サポート力のある快適な靴を履き、爪のケアをすることです。
足とつま先に余裕のある靴を履きましょう。
爪は横にまっすぐ切り、端をやすりで削ってなめらかにする。爪の角に食い込まないようにしましょう。

巻き爪になった場合は、温かい石鹸水に足を浸すことが第一の治療法です。
また、イブプロフェンなどの鎮痛剤を服用し、外用クリームを塗って不快感を軽減することもできます。数日経っても痛みが引かない場合は、足の専門医に診てもらいましょう。

治療院への相談と治療法の紹介

巻き爪の痛みが続く場合は、足の治療院に相談しましょう。足の治療院があなたの足を診察し、最適な治療方針を決定します。

巻き爪の矯正方法には、ワイヤー式、クリップ式、プレート式などがあります。
病院や医療機関では、ワイヤー式やクリップ式の巻き爪矯正が行われていますが、手軽で即効性のある痛みの緩和が期待できる反面、効果が維持できるのが1ヶ月程度と短いため、当サロンでは、プレート型の巻き爪矯正を行っています。B/Sスパンゲというプレートを用いた巻き爪矯正方法で、痛みがなく、手軽に矯正できることが特徴です。また効果の持続も2~4ヵ月が期待できます。

巻き爪補正の様子 B/Sスパンゲ

結論

巻き爪は、痛みや不快感を引き起こす一般的な足のトラブルです。巻き爪の主な原因は、幅の狭い靴やヒールの高い靴を履いていること、適切な爪切りやケアができていないこと、怪我や外傷などです。幸い、巻き爪を予防するには、サポート力のある履き心地の良い靴を履いたり、爪の手入れをしたりするなどの対策があります。巻き爪による痛みが続く場合は、足の専門医に相談すると、最適な治療法を判断してもらえるでしょう。